今までほぼ楽器と無縁な生活を送っていたが、
” 長い人生、楽器のひとつもできんといかんじゃろう ” と、突然思い立ったのが約2年前。 しかし、何の楽器ならできるだろうか?・・・。あんまりメジャーなのじゃ、つまらんしなぁ。 そこで、以前石垣島に旅行に行った際に、宿泊したホテルの前で地元の高校生が 炎天下のなか2時間以上も黙々と練習していた、ヘタクソな三線の音色が 頭のなかに鳴り響いた。 マジでヘタクソだったのに心に染みわたった、あの和やかな音・・・。 よっしゃあ、やるなら三線だ!! 負けねぇぞ、高校生!! 探さねば!! 三線!! って、あったんです、すぐそばに・・。 まさに「渡りに船」。 ウソみてぇ。 別居している音楽大好きの兄貴が、セットで大事に持っていた。 即、強奪 それからは、練習しましたよぉぉ。 しかし、三線は奥が深くかなり専門的。 ちなみに、三線の楽譜は、これ・・・ 一般的なドレミはどこよ?? ありません、そんなものは。 これが三線の楽譜で「工工四」{くんくんしー}といいます。 昔ながらの琉球文化の名残なのかなぁ。 練習してると、こんな暗号みたいな楽譜もスラスラと読めるようになるんです。 「工工四」を見ずに歌を歌いながら弾くレベルまでには、まだ遠いんだけど、 見ながら歌うのなら弾ける楽曲も増えてきました。 「安波節」、「安里屋ユンタ」、「島人の宝」、「涙そうそう」などなど。 いまは、気ぜわしい毎日から自分をリセットさせたいときや、リビングにおいてある三線と ”目が合った”ときに弾くようにしてる。 腕前は、あのときの高校生に負けないぐらいヘタクソだけど、 弾けば必ず和やかな気持ちさせるやさしい音色です。
by sho-z-boban
| 2010-08-08 00:31
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